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2007年1月11日 (木)

施主と業者の立場から見た建築(新築とリフォーム) VOL.1

お正月休み以来、空いた時間にいろんなサイトやブログを見に
出かけてました。たまたま、自分の仕事のサイトのリニューアルに
向けて何か良いデザインは無いかな~と参考までに
開いてたのもあるのだが・・・

そんな中
「住宅関連」のブログを多く目にしました・・・。
新築やリフォーム中のいろんな人の感想が書かれている
ブログです。
そしてそれを読んで私はいろんなことが頭の中を駆け巡りました。

そこで、ちょっと珍しくまじめな話になってしまいますが、
建築について今まで私自身が感じたあれこれを何回かに分けて
書き込みしていきたいと思います。
(つまんなかったらごめんなさい^^;飛ばして!)

十数年前、まだ今のような建築の仕事に私が携わっていない頃に、
両親と妹家族と現在の住まい、三世帯住宅を建てました。
(ゆくゆく妹家族は別に建てる予定)
一瞬「三世帯住宅」って聞くと皆決まって「すご~い!」って
言いますが、二世帯住宅ならまだしも、一つの家を3つに
区切るのですから、現実は一世帯のスペースは、
ほんと狭いんですよ。

そして、私たちが散々、探し回ってやっと決めたその住まいは

「建築条件付き」でした。
「条件付き」なんて、何だか気が進まなかったんですけど、どうしても
その土地を母と私は欲しくて仕方なかったのですよ。
でも、せめてもの幸いは建売では無いのである程度、自由な設計に
注文することができる、でした。

その頃は、もちろん「施主」の立場からしか全く考えずの私です。
そして、今は業者としての立場で「お施主様」と打ち合わせをしています。

そう・・・私は両方の立場を経験したのです。
(良いんだか悪いんだか?)
・・・が、建てた頃の私を思い出すと今でも
「あ~、何て無知だったん
だろう」
とか「あの時こうすればよかった」とか「何てわがまま
だったのだろう」
とかいろんなことが思い出されます。
住まいを建てたり、リフォームしたことのある人から、
よく聞く言葉ですよね。

その時の担当の設計士は女性の方で、いろんなプランを
作成して来てくれました。
でもそれは一般に言う、ごくごく
「普通」のプラン(間取り)でした。

元々、10代の頃から私は「インテリア」が趣味のようにしてて、
いろんな「間取り」(平面図)を見ていろんなインテリアを
空想するのが大好きでした。インテリア雑誌も買いまくってました。
そのせいか「普通」と思える間取りに
失礼なんですけど
つまらなさを感じてしまったようです・・・。

そこで、設計士に頼み込んで簡単な図面の引き方を教えてもらい
急遽、このド素人の私が間取りを作成することになったのです。
徹夜が何日も続いて、半分ノイローゼになりそうでしたけど
何とか理想の間取り(少なくともその時点では)を
完成させることができました。

完成までに何度も設計士の方に打ち合わせの時間を作ってもらって
ほんと感謝でした。
ほんのちょっと何かを変更しただけで、まわりも大きく変わって
くるんですよね~。まるで、パズルのようです。
完成後の設計変更に、何十万も取られることが今なら理解できます。

なんせ、約57坪くらいの建坪に玄関、水まわりなど
集合住宅のように全て別々に3つずつ造る訳ですから、ほんと大変。
おまけに母を先頭に「あれはやだ、これはやだ」で私に文句を
言ってくる始末。
「だったら自分でやってよね!」って思ったんだけど途中それは
無理なことがわかった。一度妹に好きなように間取りを書かせたら

洗濯機の大きさが一坪(畳2帖)もあって、お風呂が露天風呂のように
大きく、トイレには出入口がありませんでした。
しかも便器も超~でかく、一般の人間のおしりは、間違いなく
落っこちます。(ーー;)


そして建築が始まると、私は毎日のように現場に行ってたし
図面を見ながら「あーしてください、こーしてください」と
生意気にも細かく指示をしていた為か・・・
途中からそこの工務店の方たちに
「助監督」とあだ名を
付けられて職人たちが私に確認して来る程になって
しまいました。(苦笑)

担当の大工さんは、北海道から出稼ぎに来ている兄弟でしたが、
すごく明るく優しい方たちだったんで、打ち合わせは結構
楽しくできました。
でも、
建築中一度図面とちょっと違った風に造られてて
それに私が気が付いて慌てて造り直してもらったことが
ありましたっけ・・・(信じられん)
その日にもし現場に行ってなかったら、
もう変更は
できなかったようです
。(汗)

あんまり親しくすると、施主の立場でも言い辛くなることが
あるので(性格にもよりますが)
ほどほどの間隔
良いようです。(つづく)

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■施主と業者から見た感想 」カテゴリの記事

コメント

こんばんは~。
おおっ、kanaさんはスゴイと思っていたら、
やっぱり色んな経験をなさってますね!
ふむふむ、自分で図面も引けるように・・・いや、
スゴイです。
そして施主とそれを請け負う立場の両方を経験しているからこそ今のkanaさんがあるのですね。

私も、若い頃は大手(?)の不動産関係(建売&仲介方面)に
居たので、ほんの、ほんのちょろっとの知識はあり、それでも
建て替えの際にはずいぶんと役立ち、業者とのやりとりは
ほとんど私とでした。
(夫は契約書のサインだけだ~)

でも、家というのは、そう何度も建てられるものじゃなく、
慎重になりますよね。
夢見る施主だけでは、うまいこと家は仕上がらぬわけで、
ほんと一軒建てるのには、またリフォームの場合は・・・と
深いところまで考えをめぐらせないとダメですよね。
こうやって、kanaさんが両方の立場でものを見られると
いうのは素晴らしいですね。
どちらの考えも分かるわけだし、女性として家を考えられるというのは強みだと思います。
・・・というか、家を建てるっていうのは、ほんと男が何を考えているんだか?という部分もあったし。

言いたいことを言い合える仕事仲間、業者さんがいるというのは、心強いですよね。

あ・・・何をコメントしてるのか、あらら・・・
考えがまとまらなくなってしまいました、ゴメンね~~(^_^;

投稿: ぴよ | 2007年1月11日 (木) 20時23分

まだそのお仕事に携わっていない頃から図面をひいたのですね~すごい♪kanaさん
でも妹さんのような図面ならをもこもかいたこと何度もあります。間取りって結構チラシとかを見て夢見たりしてます。
昔実家が建替えたとき確かに大変なんだな~とはたから見ていて思ったものです。
ただ扉をつけるのではなく、扉の開く向きにも気をくばったり、やたら細かい部分の打ち合わせがめんどくさそうで……  って楽しいのでしょうけどね~本人にしてみたら… 
あっそうそうチョット前ですが、設計士の真似事のようなTVゲームにはまったことがあります。最近やってないけど、またこのブログ読んだらやりたくなりました~~ (●^o^●)

投稿: もこ | 2007年1月11日 (木) 23時34分

> ぴよさ~ん、早速コメントいっぱい入れてくれて超~
うれしいですよぉ~(/_;)うるうる・・・

ぴよさんも住宅関連のお仕事してたんですね!
何だか、それもうれしくなっちゃった♪
ご自宅の建て替えのとき、ぴよさんが業者との打ち合わせ
担当だったんですね。さすが~、役立つなんてすごいですよ。
でも、施主との携わりは部門が異なっててもきっと似たところ
ってありますよね。

そうよ! ぴよさんの言うとおり!理想と現実は違うのよね。

メーカーとか職人と私はよくやり合います。
女って思うと、すぐ上から見下ろそうとする奴って
結構、いっぱいいるんですよね。
はじめは、弱いふりをして「ぶりぶり」してますが
それは、相手の性格を見抜く為の作戦。
乗ってくる奴には、途中で「ギャフン!」と言わせます。
でも、それからはすごく気を使ってきますが心の中では
「うるせーばばあー!」ぐらい思ってるんじゃないのかな?
ふふ・・・それで、いいんだけどね。
仕事(ビジネス)なんてそんなものと割り切れば・・・。
前は、落ち込んでたときもあったけどやっと数年前からそう思えるようになった。
とは言っても全部が全部じゃないんだけど・・・

この仕事をして、随分強くなったと思う・・・
だから余計に可愛げの無い女になってしまったかも・・・ね。

でも、いいんだ、施主に最後、満足してもらえるような
仕事がキチッとできれば、言うこと無し♪です。

また、良かったらぴよさんの経験もお話してくださいねー♪
すんごい、聞きたい♪

・・・あっ、それから「図面」引きの話・・・
全然、すごくないのよ、ほんと下書きの段階の
やつなの。(^_^;)

投稿: kana | 2007年1月12日 (金) 03時07分

> もこさんも、間取り見るの好きなんだ?(^^
私も、チラシとかついつい目がとまっちゃう。
一生かけても絶対住めないような豪華な住宅とかだと
余計に夢ふくらんじゃわない? ^^;へへ・・・

ご実家が建て替えられた時のこと、覚えてるのね?
そうなのよ~、リフォームと違って新築は細かな
決め事がいっぱいあるのよね。当たり前のもの
なんだけど対外の人は「えっ?! こんな物まで?」
と思うみたい。そして、ほとんどの人が一度はどうでもいいやと
投げやりになるみたい。(私もだったかな^_^;)
でもね、後でそんなだと絶対後悔するのよね。

リフォームも元々あったものを撤去して新しく
造る訳だから、新築より悩むことは多いんじゃ
ないかな~と私は思うのだけど・・・どうでしょ?

ところで、もこさん設計士のまね事みたいなTVゲームって
どんなの? へぇ~、何だか面白そう~♪
(興味しんしん)

投稿: kana | 2007年1月12日 (金) 03時18分

kanaさんは趣味が仕事になっているのですね!
すばらしいなぁ。
私の勤め先も建築関係の会社で、設計士さんとのやりとりも良くあるのですが、「施主の方の気持ちは分かるんだけど・・・」「またまた変更や~~~(泣)」「打ち合わせばっかりで先に進まない~」などという話を良く聞きます。
でも、どちらの立場に立っても大変だけど、ごちゃごちゃとやりとりしてても完成した時はお互い笑顔でいられたら最高ですね!
kanaさんを助監督と呼んでくれた工務店の方も、とても出来た人の良い方達だったのだと思います。
作るものが大きいのでチームワークが大切。
両方の経験をされたkanaさんなら、きっとこれからもずっと良いお仕事をされるのでしょうね。
またいろいろ聞かせてください。
楽しみにしています♪

投稿: ひろ | 2007年1月12日 (金) 11時54分

建築に関してど素人のたまごです。
こんにちは。

「三世帯住宅」確かに聞いたことがありません。
随所に工夫を凝らさなくてはいけなさそうですね。

家を建てるって一生に何度もあることじゃないから、施主としては色々譲れないこともありますよね。

ほどほどの距離ですか。それが結構難しそうですね。

投稿: たまご | 2007年1月12日 (金) 14時36分

> ひろさんも「建築関連」のお仕事だったんですか?
わほっ~♪ またまたこれも偶然ですね~ヽ(^。^)ノ

設計士さんの気持ちもわかるし、途中で変更したく
なっちゃう施主の気持ちもよくわかる・・・。
これは、どうにもならないですよね~(ーー;)。
でもね、結局はいろんなアドバイスを業者がして
あげても、結果が悪ければ施主に怒られるには違い
ないから、押すところもあるけど、ひくのも大事。
でも、これがどの辺あたりでそれぞれすれば良いかが
問題です。万一、しくじると後でものすごい後悔が・・・。
(そんな時、また「グジグジ」がはじまる・・・)

そうです、ひろさんの言うとおり、最後にはお互いに
笑顔で完了できれば、最高です。
その瞬間があるから、つらいことがあってもまた次の
仕事に進めるんですよね。
たまに、完了後にその笑顔でわかれた後、涙が
ドッと出てきちゃうこともあるよ^^;
苦労した現場こそ、余計にそうかも・・・。
親が「デキの悪い子」ほど、かわいいと思うと一緒でね。
(あっ、それとは違うか)

投稿: kana | 2007年1月12日 (金) 14時47分

> たまごさん、そうですよね一生に何度も建てられるもの
じゃないし、長期の住宅ローン・・・施主も必死に
なって、譲れないところも沢山ありますよね。

両方の立場を経験すると、打ち合わせの時って結構
どうして良いのかわからなくなる時も正直あります。

一生懸命、施主の希望に添えられるように頑張ってる
業者側の気持ちもわかってしまう・・・

万一、もう一度自宅を建て替えることがあったとしたら
どんな風になるんだろう・・・?とよく想像したりします。

きっと、いろんなこと考えすぎちゃってとんでもない
家が建ったりして・・・なんて・・・ 

ほどほどの距離・・・うん・・・確かに難しいですよね^^;

投稿: kana | 2007年1月12日 (金) 14時53分

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